よくある質問

インストールに関する質問

Error response from daemon: toomanyrequests: Rate exceeded が表示される

質問: Dockerイメージの取得時にエラーが表示されます。

回答: Docker イメージの取得が混雑しています。しばらく待ってから再度インストーラーシェルスクリプトを実行してください。


Proxy 経由でのインターネット接続でコンテナイメージが取得できない

質問: プロキシ経由でインターネットに接続している環境で、コンテナイメージが取得できません。

回答: Docker デーモンにプロキシ設定を追加する必要があります。

  1. Docker デーモンの設定
    /etc/systemd/system/docker.service.d/ ディレクトリに http-proxy.conf ファイルを作成します。

    sudo mkdir -p /etc/systemd/system/docker.service.d/
    sudo nano /etc/systemd/system/docker.service.d/http-proxy.conf
    

    ファイルに以下のような内容を追加します。

    [Service]
    Environment="HTTP_PROXY=http://your-proxy-server:3128"
    Environment="HTTPS_PROXY=http://your-proxy-server:3128"
    Environment="NO_PROXY=localhost,127.0.0.1"
    

    your-proxy-server は、利用するプロキシサーバーのホスト名や IP アドレスに置き換えてください。

  2. Docker デーモンのリロード
    上記の変更を反映させるために、Docker デーモンをリロードします。

    sudo systemctl daemon-reload
    sudo systemctl restart docker
    

その他のエラーが表示されてインストールできない

質問: インストール中にエラーが発生してインストールできません。

回答:

  • ストレージの空き容量が不足している可能性があります。ストレージの空き容量を確認してください。
  • インストーラーシェルスクリプトの実行中にエラーメッセージが表示された場合、そのエラーメッセージを記録してサポートに連絡してください。

インストールは完了したがアクセスできない

質問: インストールは完了しましたが、Web UIにアクセスできません。

回答: Docker が正常に動作しているか確認します。以下のコマンドを実行して、Docker が正常に動作していることを確認します。

sudo docker ps

正常に動作している場合、実行中のコンテナの一覧が表示されます。 何も表示されない、またはエラーメッセージが表示される場合は、Docker の設定やインストールを再確認してください。

CONTAINER ID   IMAGE                                      COMMAND                  CREATED          STATUS         PORTS                                                  NAMES
ea5b30e0d8f7   public.ecr.aws/mediaharbor/stream:latest   "/usr/local/bin/janu…"   45 seconds ago   Up 10 seconds                                                          stream
30b909ec82b7   public.ecr.aws/mediaharbor/mhb:latest      "/bin/bash /mnt/run.…"   45 seconds ago   Up 10 seconds                                                          mhb
e4cead5b7988   public.ecr.aws/mediaharbor/ui:latest       "/nodejs/bin/node se…"   45 seconds ago   Up 10 seconds   0.0.0.0:3000->3000/tcp, :::3000->3000/tcp              ui
9c79d6582467   public.ecr.aws/mediaharbor/api:latest      "docker-entrypoint.s…"   45 seconds ago   Up 11 seconds   0.0.0.0:8080->8080/tcp, :::8080->8080/tcp              api
714364d2acaf   public.ecr.aws/mediaharbor/proxy:latest    "/docker-entrypoint.…"   45 seconds ago   Up 42 seconds                                                          proxy
590ca661bf7b   mariadb:11                                 "docker-entrypoint.s…"   45 seconds ago   Up 43 seconds   0.0.0.0:3306->3306/tcp, :::3306->3306/tcp, 33060/tcp   db
  • クラウドサービスにインストールしている場合は、セキュリティグループの設定を確認してください。

再生に関する質問

通常の遅延では再生できるが、低遅延では再生できない

質問: 通常の遅延モードでは再生できますが、低遅延モードでは再生できません。

回答: NAT 越え環境でインストール後にグローバル IP アドレスが変わった場合、WebRTC の接続ができなくなります。
再度 installer.sh を実行する事で現在のグローバル IP アドレスで設定が更新されます。


高ビットレートのストリームを入力すると再生できない

質問: 高ビットレートのストリームを入力すると再生できません。

回答: 入力ソース設定の詳細設定を開き、プローブサイズの設定を大きく設定してください。


ネットワークに関する質問

IGMPv2 環境でマルチキャスト信号を受信できない

質問: IGMPv2環境でマルチキャスト信号を受信できません。

回答: Linux ではデフォルトで IGMPv3 が有効になっていることが多く、一部のマルチキャスト環境では IGMPv2 への変更が必要 です。

IGMPv2 の設定方法

1. 一時的に IGMPv2 を適用して動作確認

以下のコマンドで IGMPv2 に変更できます。

sudo sysctl -w net.ipv4.conf.<インターフェース名>.force_igmp_version=2

eth1 でマルチキャストを受信する場合の例:

sudo sysctl -w net.ipv4.conf.eth1.force_igmp_version=2

IGMPv2 でマルチキャストの Join が行われるようになる事が確認出来たら、この設定を永続化します

2. 設定を永続化

再起動後も IGMPv2 の設定を維持するために、/etc/sysctl.conf に設定を追加します。

echo "net.ipv4.conf.<インターフェース名>.force_igmp_version=2" | sudo tee -a /etc/sysctl.conf
sudo sysctl -p

eth1 でマルチキャストを受信する場合の例:

echo "net.ipv4.conf.eth1.force_igmp_version=2" | sudo tee -a /etc/sysctl.conf
sudo sysctl -p

これで再起動後も IGMPv2 が適用されるようになります。


マルチキャストのパケットは届いているけど受信ができない

質問: マルチキャストのパケットは届いているのに受信できません。

回答: Linux ではデフォルトで rp_filter (逆方向パケットフィルタ) が有効になっており、経路によってはマルチキャストパケットが誤って破棄されることがあります
このフィルタを無効化することで、マルチキャストパケットの受信が可能になります。

1. rp_filter の現在の状態を確認

cat /proc/sys/net/ipv4/conf/<インターフェース名>/rp_filter

出力の意味

  • 1厳密なフィルタリング (デフォルト)
  • 2少し緩めのフィルタリング
  • 0フィルタリングを無効化

eth1の設定状態を確認する例:

cat /proc/sys/net/ipv4/conf/eth1/rp_filter

2. 一時的に rp_filter を無効化

以下のコマンドで rp_filter を無効化 (0) します。

sudo sysctl -w net.ipv4.conf.<インターフェース名>.rp_filter=0

eth1でマルチキャストを受信する場合の例:

sudo sysctl -w net.ipv4.conf.eth1.rp_filter=0

これでマルチキャストが受信できるようになった事が確認できたら、この設定を永続化します。

3. 設定を永続化

再起動後も rp_filter=0 を維持するために、/etc/sysctl.conf に設定を追加します。

echo "net.ipv4.conf.<インターフェース名>.rp_filter=0" | sudo tee -a /etc/sysctl.conf
sudo sysctl -p

eth1でマルチキャストを受信する場合の例:

echo "net.ipv4.conf.eno8303.rp_filter=0" | sudo tee -a /etc/sysctl.conf
sudo sysctl -p

これで再起動後も rp_filter=0 が適用されるようになります。


ライセンス・認証に関する質問

映像の上に API KEY MISSING or WRONG API CONFIG と表示される

質問: 映像の上に「API KEY MISSING or WRONG API CONFIG」と表示されます。

回答: インストール時に入力した API キーが間違っている可能性があります。
再度 installer.sh を実行して API キーを入れなおしてください。

APIKEYMISSING


映像の上に NO LICENSE or LICENSE EXPIRED と表示される

質問: 映像の上に「NO LICENSE or LICENSE EXPIRED」と表示されます。

回答:

  • MediaHarbor サーバーがライセンス管理システムと通信できていない可能性があります。
    インターネットに接続できているかを確認してください。
  • ポイントが不足している可能性があります。
    ライセンス管理システム にログインし、ポイントが残っているかを確認してください。

NOLICENSE


設定・管理に関する質問

セキュリティ設定で設定したパスワードを忘れてしまった場合

質問: セキュリティ設定で設定したパスワードを忘れてしまいました。

回答: MediaHarbor が終了していることを確認してください、起動中の場合は以下のコマンドで終了してください。

docker-compose down

MediaHarbor が終了していることを確認したら、以下のコマンドを実行してパスワードのリセットを行います。

docker-compose run --rm api node reset_password.js

パスワードのリセットが完了したら、MediaHarbor を起動してください。

docker-compose up -d

社内の Zabbix サーバーに MediaHarbor を接続したい

質問: 社内のZabbixサーバーにMediaHarborを接続したいです。

回答: MediaHarbor には Zabbix エージェントがインストールされています。ファイアウォールの設定で TCP の 10050 番ポートを開放することで、Zabbix サーバーに MediaHarbor を追加して監視を行うことができます。

# AlmaLinux / Rocky Linuxの場合
sudo firewall-cmd --add-port=10050/tcp --zone=public --permanent
sudo firewall-cmd --reload

# Ubuntuの場合
sudo ufw allow 10050/tcp
sudo ufw reload

設定を丸ごと他のサーバーに移行したい・設定のバックアップを取りたい

質問: 設定を他のサーバーに移行したい、またはバックアップを取りたいです。

回答: DB フォルダをコピーして丸ごと設定をコピーすることが出来ます。

# MediaHarborを停止(動いている場合)
sudo docker-compose down

# DBフォルダをtar.gzに圧縮
sudo tar -zcvf backup.tar.gz DB

# MediaHarborを起動(必要な場合)
sudo docker-compose up -d

# バックアップファイルを新サーバーにコピー
# ※ 例) 192.168.XXX.XXX の /home/user にコピーする場合
scp backup.tar.gz user@192.168.XXX.XXX:/home/user

# 新サーバーにログインして転送したバックアップファイルを展開
# ※ 例) 192.168.XXX.XXX の /home/user にコピーした場合
ssh user@192.168.XXX.XXX
cd /home/user
sudo tar -zxvf backup.tar.gz

サポート情報

問題が解決しない場合、またはサポートが必要な場合は、以下の連絡先にお問い合わせください。

お問い合わせフォーム

本番導入に向けての実証実験を行う場合、トライアルポイントの申請が可能です。

トライアルポイント申請フォーム